20070929

やった、灰緑 だ

だいたい落ち着いてきましたが
やられるなあ、やはり、あのひとらには。

灰緑観たのでたいへんでした
帰りにちょっと泣きそうになりました。
音楽ってわけわかんねえ って今日も思いました。



すごいオシャレだあ と思ったよ
もうもういいようがないのをぎりぎり
おしゃれだ!!
と一曲目からずっと思ってた。
灰緑ってオドロドロしいんじゃないの?
っていうイメージでなんとなくいましたが
違うのね
おしゃれでスマート過ぎる
そしてベタリとしていてごりごりごりっとして
がつっとしてコロってなる
えーと
緩急が!とか
ねー
イカス。


適当に書いてますが灰緑の演奏の前では言葉が無くなるわけ


今日気がついたんだけど灰緑って
キャラがみんなぜんぜん違うんだね
(バンドってなんか似たような人が集まって
 時々ひとりだけファッションがちがったり)
みんな目立つのに、誰かひとりだけが目立つことなく
灰緑、になってしまう。演奏も。


知ってる曲かなって思ってもなんか聴いた事無いし
灰緑ファンの方が「やるたびよくなる」ということをおっしゃっていたが
なるほど
いつも動いてるんだなきっと曲が。

そして「CDがどうなるか」ってもおっしゃっていたが
この動いてる曲をどうやきつけるのか
ってことなんでしょうな。たのしみだ。

今日駄目だった!ってご本人がおっしゃっていたが
私が好きなバンドのひとはみんないつもそう言うなあ、すてきだなあ。
つまり
まだまだまだスッゲー演奏が観られるハズだということ

まいったなあ へへ たのしみ


駄目だったって思っても全力だし
そのあとにちらしをくれてほんとーにありがとう
おかしもくれてありがとう

演奏だけでいいんですよ。いただいて帰るのは。



わー
ってなるのな灰緑みると
あれ何?
灰緑はべつに「こぶしをふりあげろ」とか
「きみはひとりじゃないさ」とか
「ひとにやさしく」とかうたってないのに、
今日なんてめちゃエビスコ探してたし、
エビスコいたみたいだけど、
キレキレでもそこはもちろん甲子園で、
そういうセンス度肝ぬかれるし、
のに、

「灰緑みたいになれるようにがんばろう!」っておもう。
灰緑みたいってどんなだよ。とおもうけどそうおもう。
でっかくなりたいなーって横断歩道を渡りながらおもう。
灰緑イイナー!って言いながら帰る。

ろくでもないことを書き続けたけども
アラビアかっこよかった


けっきょく灰緑はちょーかっこういいということ


なの

20070926

カレンダー

に、ついてるしるしを見てどれに行こうか とか
考えるのはだめだ。

行きたいときいけばいいのだ。


いつだって行きたいのだ。

ただ、今日はちょっとでもUFO CLUBに行きたいなって思って
だけどLINERに行ってみて
迷ってばかだったなあと思った。


highered-girlはやっぱり面白かったから。
面白かったし
感動したから。
うそじゃないよ
感動してたんだ。
音楽ってわけわかんねえ
と思った。


なんとなく
くちで伝えなきゃなあと思うことが色々あり
でも結局どうでもいいことしか言えない。

ただ聴いてるだけでよかったのかもしれないけど
ふしぎな縁のような気がして戸惑う。
私はただのhigheredのファンであるけれど
ふたりには出逢ってしまったなあと
いつも思っていて
だけど慣れてしまうとすぐに私はまた甘えてへんなことを言ってしまうし
こわいよなあ。

そういうこと言うとふたりはひくかも

でもそんな感じをずっとひきずっていて

いっぱいファンの人増えたら楽しいのに
っていうのも思う。
東京には私がいるからそれだけでも来てくれって
っていうのも思う。
ふたりには私と遊んでられないくらいデッカクなってほしい
っていうのも思う。
とにかくふたりのこと大事だなあって思う。

つまり私がいちばんくだらないことを気にしているんだろう。
ただ楽しんだらいいのにね。
楽しい事に慣れていないんだ。



今日のアクトは好きなhigheredだった。
いいなあと思った。
まだまだhigheredの構造がわかっていない。
まだまだ楽しめるんだ。

20070924

ロマンスカー

寺に行ってきた。

ソロ対決

無善法師
ホルモン道場
前野健太


花が咲いて星もでてるけどね


無善法師の演奏をついにきく。
エフェクターめちゃ並べてるけど使わねえ
みたいなことを某氏が言っていたけど、
今日私がみた限りではむしろエフェクターがないと成立しない気がした。
あ、あんなにいらねえという意味だろうか。
ベビースターの量が多過ぎた。
だけど作ってくれた人がいるのだ、と思い知らされなるべく食べた。
喰わないとなくならない。いい経験をした。
法師のうたは
私は好きだ。
いろんなことがほんとうな感じがするし
私がもつ法師のイメージそのままのうたであった。

女子は法師に股をひらけ
男子は法師に財布をひらけ
それが世界平和

とういう話もなんか真理な気がした。無善寺マジックか。



太郎さん(ホルモン道場)
ホルモン道場はホルモンホルモンしたバンドかと思っていたが
違った。

自殺のすすめ
秋のビール
中秋の名月

がよかった。
(全部正確なタイトルではない。)
あとバードさんもよかった。
季節を意識したセレクトなのかなあと思った。

太郎さんは無善寺で多分いっぱいやっているので
無善寺に行ったらきけるんだなと思うと、安心する。
なんというか
またききたい。

太郎さんはアコギをアンプにつないでいた
そういう音はきらいじゃない。
エレキより強く感じることが多い。

で、前野さんはなま音で演奏をはじめた。
急にうたいだした。
なんか前野さんらしい始め方な気がした。

マイクは使わないでステージ(無善寺においてステージとおぼしき部分)も使わないで
みんなの近くでいろんなとこに座ってうたった。
まんなかでまわりながらうたったり
寝てうたったり(CD壊れてるから俺の歌でもat自部屋ふう)

だからキャンプファイヤーみたいだった。

無善寺だから観られる演奏だから、来てよかったなあと思った。
正直いままでみた前野さんでいちばんよかった。
これはだけど無善寺マジックじゃない気もした。
前野さんのバンドは豪華だしじっさいかっこいい。
でも私はこういうのが一番好きかもしれない。
ストラップをテープで留めてるギターで同じ高さでうたう前野さんが
一番面白いと思った。


よくわかんないけど高円寺のドキュメンタリーを録ってるみたいなひとらがきてた。
でもカメラにうつしたものだけじゃ無善寺の魅力なんてわかんないだろうなあって
思った生意気にも。
まあそこまで求めてないんだろうけど。


なんでもいいや。
ロマンスカーいっぱい聴こう。

20070913

秋のhighered-girl

私の気分がはれたりくもったりなのも秋のせいか
夏だ夏だと言っていたけどもう秋がきていることは否めない
だっていつもサンダルばきで東京に来ていた裸足の王子靜谷裕樹が
コンバースを履いていたもの

秋です。

ヘッドパワー
二週間ぶりのハイヤードだった
たった二週間か
ふしぎとながい。

いつものように諍いを起こす。

話をきくと納得する理由
ちゃんと納得できてるのか私わからんが
やっぱりこの二人はすごいなと思う。
二人とまた、というかいつも以上のばか話をして帰ってきたけど
この二人でバンドをやってること
二人で決めてること
お互いにしかないもの
そういうのがすごい。宇宙だなあと思う。
譲れない部分と譲る部分のバランスとか
いつもけんかをしてもやっぱり二人は仲良しで
人生でそういう相棒みたいなものに出逢える人って少ないと思うし。

二人にとってはいままでの積み重ねだけなのかもしれないけど
私はそういうのに敬意をもってきかなきゃいけないと思う。


面白いバンドはそのメンバーの生き方がいい。
生き方なんていうとおおげさにきこえるけど
音楽は人そのものを越えて鳴ることなんてないような気がする。
最近とてもそう思う。

20070909

いなかやろう

今日、いなかやろうは福岡に行っているはず。
ずっと、京都大阪名古屋静岡(群馬)、遠征をしている。
日本中にいなか菌をこぼして、多分それはちょっとづつ成長して
ほうっておいたらいつの間にか巨大な
食虫植物のようになっていて、
くちびるのついてる花がひらいて、花はどピンクね、サイケな黄緑の茎、
虫は食べないけどうたう、という事を想像する。
うたわれたら、どうぞ僕を食べてください、といわずにいられない。
ということをイメージする。
どうぞと言われたらいなかやろうは
いやいやいや、そんなそんな。
というだろうな。

と、私は日々そんなことばかり考えている。
再生回数がすごいことになっている今でも、
いなかやろうを聴くとすぐにみんなが演奏してるところが浮かんで、
コーラスでにやけて、間奏でうう とくる。
もしいなかやろうが生涯でこれ以上アルバムをつくらなかったとしても
私はだいじょうぶな気がする。そんな活動ぶりいやだけど。
そうそう、それはいなかやろうがライブを続けていることが前提なんだけど。


いなかやろうを知ったことで
私の音楽のききかたががらっと変わった。

やまがある。
山はみんなが知ってる山を中心に連峰になっていて
日本一高い山と登り易い山と少し通好みな登山道かと一般に思われる山が連なる。
登山者数はシーズン問わず多い。
雲より上に登るのは眺めが良く充実感がある。連帯感も生まれる。
しかし樹海にはごみが積もっていたり実は水が濁っていたりもする。

私が今地図を持っている山は
電車の駅もないバイパスも通ってないところで
だけど誰かがたくさん通ったあとから歩いていける道がある。
その山はどこからでも登れるのに暫定的な入り口のようなものがあり
普通の人だとそこから入るしかない。
暗いしすごくぶきみ。ざわざわ
ところが少し分け入ると実り豊かな木の実や果物や
色とりどりのきのこや
奇形のいとおしい小動物やみたことない昆虫などがいて
それらがたまにキャンプファイヤーをしたりしているし
大切なものは池の底にかくしてあってときどき光る。
あちこちからざわざわざわざわ
それはおもしろい。
みどりがきらきらして木の幹からうねりがきこえる。
そういう山に私はいる気がする。
風がふいていて気持ちがいいんだ。

たまにポケットにどんぐりがなんかがはいっていたりすることに
寝る前とかに気づくのね。


なんの話だったか。

いなかやろうか・・・

いなかやろうって、どこにでもいるような人たちなのに
あんな人たちどこにもいないよね。


あ やっぱ
新しい音源はほしい

highered-girl

ハイヤードガール
文化女中器
ギターの男の子とドラムの女の子のバンドです。
栃木に実家の蔵を改造した謎のスタジオを持ち
そこに隠された機材をごっそり持って東京へ来るへんなやつら

彼らを初めて見たのは5月末のクラブライナー
まつきあゆむとグランダッドベアーを観に行ったときのたいばんだった。
(へんなブッキングに感謝)
ライナーの受付で

中、うっるさそうだなー

と思って
入って行ったら、お客さんうしろのほうに固まってて
私はさらにそのうしろで観た。
すぐ、たのしめる ってわかった。
細いからだでがなっているめがね男子(のちにうそめがねと判明)
はきっとギターおたくなんだろうとおもい
かわいいじゃねえか、女の子は男子に負けないドラムで ひたむきな
姿にうたれる。
栃木から来ました、とだけで、無愛想に終了したけど、
二人は楽しそうに演奏をしていた。
あとで女の子がチラシをくばってたけど、私にはくれなかった。


その頃は、なんで彼らがいいと思ったんだろう、というのは
そういう感じがしたまでよ
で済ましていたが、今思うと
すぐに納得させるようなクオリティなんだろうな、という気がする。
どの小節でもおもしろいことしてやろう、とか
自分らはこういうふうだから、とか
そういうの表現がもう出来上がってるから
楽しめる って委ねられるんだろうな。
実際はとてもポップでカワイイ
ふだんのふたりのキャラでは想像つかないくらいだけど
軸にはちゃんとドロついた世界観があるしな

だけどhighered-girlは多分まだ色んな部分において「荒削り」なんだろう
とも思う。
そのくせ急に劇的なアクトをしたりするので、
見逃せないし、侮れない。


いつも仲良しで、いつもけんかしてて、
いつも強気な、とても気のいいやつら


楽器のこととかわかんない私には彼らのオモシロサって
ぜんぜんわかってないんだろうなという気がして
もったいない。
わかる人に、褒めてあげてもらいたいものです。

20070905

おもいだした

解散ライブ行ったことあった。
友人だった。
でもどうしてるか知らない。
解散を機にながいことつきあっていた彼女と結婚してた。
元気だといいな。
さよなら って意外と言わないな。
気をつけて とか
ありがとう とか
また とか言うね
いいよね

20070903

金色パッチギリギリ楽団の解散

UFO CLUBで観

なかったことにすればかなしくない。ということば
今の私にはヘビーだった。
初めて金色パッチギリギリ楽団を観て、最後になるらしい。
解散ライブというものに初めてたちあったかもしれない。
多分法師が言ったんだと思うけど、やめなきゃいいのに。
やめるしかない出来事があって
それでもやめなきゃいいのにって言うしかない。
好きなバンドたくさん解散した。
解散ライブなんてないままみんなどっかへ行った。
だから解散ライブが観られるパッチギリギリまわりの人は
幸せなのかもしれない。
二人は素敵だったので無善寺で観てみたかった。

ただ、私はいまひとつ今日のイベントの雰囲気をつかめず、終わった。

今日、友人と一緒にみた。
今日じゃないほうがよかったかなと思った。
色んな意味で
今日、いなかやろうをみせるのはベストじゃなかったと正直思った。
私はいなかやろうを観過ぎているのでそう思ったのかも。
いなかやろうはきかせるバンドなんだなと思い
灰緑はもっていくバンドなんだなと思った。
UFOあんな音悪かったっけ?

で少しショックだった。
だけど友人はいなかやろうにちゃんと気づいていた。
「かなりいい」といっていた。
「今まで聴いたことない音楽」といっていた。
なかだくんのことを「かわいい」といっていたし
どきくんのことを「ステージ降りたらオーラない」といっていた。
あといろいろおもしろいことをいっていた。
あー嬉しいなーと思った。
不思議な夜だったといっていた。
また行きたいといってくれた。
あー嬉しいなーと思った。
ひとりで行くのが苦だと思う事なくなったけど
いなかやろうをいいと言ってくれる人がいるのは
もやもやしてた私にはひどく嬉しかった。

灰緑はこないだ観たときよりコンパクトだった気がする。
でも弦をはったり死んだりしてやっぱすごいと思った。
きのうみたねずみさんもきょうみたねずみさんもちがうようでおなじような
灰緑はいいなあと思った。

そういえば、解散ソングになにか意味があったというだけでよかった。
思い出さなくてもいいんじゃないかと思った。
いなかやろうの新曲は明るくてポップで渋くて冷たくて厳しくていなかやろうだなあとおもった。

みくしーからきてくれたひとへ

まだぜんぜんちゃんとかけてないのでどーかとは思うのですが
みくしーで書くと微妙にほんとにくだらないくらい微妙な感じなんですがあれだけ書いていてもちょっと足りずもう好きなように書こうとかそのほかいろいろ思ってこういうのを作ったので面倒くさくなければ読んでくださいという思いで、すね。
ほたかさんのもまだまだ書く事あるし、追いつかないかもしれないなー
でも書くのは自由、雨に濡れるのも自由byギャラ健
あーフリーダム

ほたかさんとねずみさん

穂高亜希子さん企画のイベントを無善寺で観

まめっこ
ヒエイダしんのすけ
西宮灰鼠
尾林星バンド
オオノシンヤと百年目
穂高亜希子

の順番でした。まめっこ観られなかったのです。悔しいけど仕方ないです。
スマートで下品でかわいらしいんですな

ほたかさんをまた観たいと思っていたのです。
そしてねずみさんのソロをみなきゃいけないと(いけなくないけど、自分ふがいないシリーズ)思っており一度無善寺の前まで行ってやめたりしていたので、今日だろうーと思って行きました。

ほたかさんセレクトよかったー

尾林さん という人はどうやらパイカル というバンドの人らしく
ほたかさんで二胡をならしていたよしださん という人はパイカルらしい。
東京のライブハウスで二胡をならしているといえばこの人と思われる。
尾林さん のバンドよかった。ファンタスタス、というらしい。
青春映画みたいな音楽だった。多分尾林さんが曲をつくってるのだろうから
尾林さん という人がとても気になる。

確かにカシオペアに乗ってときいたら電車だと思う。
でも星座だった。
ねずみさんのうたはことばがよくきこえてわかった。
こういうことをうたっているんだなあとおもってよくきいた。
わたしのゆめはつちになること
ということばもあったとおもう。
おもしろいんだなあとおもってきいていた。
心にくるのはまだ先の事で、「きょうみぶかく」きくことにした。
ただ、ねずみさんの演奏じたいはきょうみぶかいというのではなくやはり心にくるもので
そっとうたったり叫んだりしているのを聴いていて
私は気持ちがよかった。
自分の代わりにねずみさんが大きい声をだしているような感じがして
いろんなものを出して出して出し切っているような感じがして
とても気持ちがよかった。
ねずみさんがどんな人なのか、よくしらない。
だけど私は絵を先にみてしまったので、
やさしい人なんだろうと思っている。
ねむれない時、web絵本をみる。
なんで私は楽器をやらないんだろう、と思う。


ここまでとぎれとぎれに書く。

そして日曜にみた演奏を今木曜に思い出して書く。
ほたかさんのこと。
全然忘れていない。
私はやっぱりほたかさんのうたが好きだなあ。
多分、ほたかさんが嬉しそうにうたっているように見えるからだと思う。
ほたかさんのうたのことばも、好きだ。


あたらしいともだちのとなりにすわる。
だまってすわる。
ひとこともはっさずに


ほたかさんが言っていたように、みんなひとりひとり違う声で違ううたをうたう。
だけど、それでも、このひとのうたはこのひとだけだなあと
ききながら、しみじみ思えることは少ないと思う。
前野さんの「友達じゃがまんできない」をカヴァーしても
前野さんのうたなのに私はほたかさんがうたったことで、
より、いい曲だと思ってしまった。


きみのことすきだよ ぼくのこともすきでしょ
でも、すき ってなに
きみにさわりたいよ。


う、いいなあ。
あー、前野さんのアルバムでるんだっけ。
もう出てるのかな。
きかなきゃな。
吉田さんの二胡も確か入ってるはず。
そして最後は、吉田さん二胡とまめっこのふじいさんへんな楽器笛ピアノ
とほたかさんのギター。

ロックフェス以来の無善寺だった
無善寺はいいな。