20070909

いなかやろう

今日、いなかやろうは福岡に行っているはず。
ずっと、京都大阪名古屋静岡(群馬)、遠征をしている。
日本中にいなか菌をこぼして、多分それはちょっとづつ成長して
ほうっておいたらいつの間にか巨大な
食虫植物のようになっていて、
くちびるのついてる花がひらいて、花はどピンクね、サイケな黄緑の茎、
虫は食べないけどうたう、という事を想像する。
うたわれたら、どうぞ僕を食べてください、といわずにいられない。
ということをイメージする。
どうぞと言われたらいなかやろうは
いやいやいや、そんなそんな。
というだろうな。

と、私は日々そんなことばかり考えている。
再生回数がすごいことになっている今でも、
いなかやろうを聴くとすぐにみんなが演奏してるところが浮かんで、
コーラスでにやけて、間奏でうう とくる。
もしいなかやろうが生涯でこれ以上アルバムをつくらなかったとしても
私はだいじょうぶな気がする。そんな活動ぶりいやだけど。
そうそう、それはいなかやろうがライブを続けていることが前提なんだけど。


いなかやろうを知ったことで
私の音楽のききかたががらっと変わった。

やまがある。
山はみんなが知ってる山を中心に連峰になっていて
日本一高い山と登り易い山と少し通好みな登山道かと一般に思われる山が連なる。
登山者数はシーズン問わず多い。
雲より上に登るのは眺めが良く充実感がある。連帯感も生まれる。
しかし樹海にはごみが積もっていたり実は水が濁っていたりもする。

私が今地図を持っている山は
電車の駅もないバイパスも通ってないところで
だけど誰かがたくさん通ったあとから歩いていける道がある。
その山はどこからでも登れるのに暫定的な入り口のようなものがあり
普通の人だとそこから入るしかない。
暗いしすごくぶきみ。ざわざわ
ところが少し分け入ると実り豊かな木の実や果物や
色とりどりのきのこや
奇形のいとおしい小動物やみたことない昆虫などがいて
それらがたまにキャンプファイヤーをしたりしているし
大切なものは池の底にかくしてあってときどき光る。
あちこちからざわざわざわざわ
それはおもしろい。
みどりがきらきらして木の幹からうねりがきこえる。
そういう山に私はいる気がする。
風がふいていて気持ちがいいんだ。

たまにポケットにどんぐりがなんかがはいっていたりすることに
寝る前とかに気づくのね。


なんの話だったか。

いなかやろうか・・・

いなかやろうって、どこにでもいるような人たちなのに
あんな人たちどこにもいないよね。


あ やっぱ
新しい音源はほしい

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