20071027

Begin to walk(えいご)

BASEMENT にはいやーどを観に行った。


二回抜かしてて二回ともいいライブしてしまったらしい。
見逃したことが残念でならなかったがそれはそれ、
ともかくひさしぶりのハイヤードだ。
キモカッコイイバンド、ハイヤードガールが下北に来た。

少しどきどきするステージだったがそれははいやーどの魅力なので(アタシだけ)あり
CDも売れたし。


うすうす思ってはいたが、やはり私のよく観てるエリアとハイヤードのエリアは違う。
エリアなんちゅものがあるのならだけどさ。
でも私のエリアが拡大される日がくるのかもしれない。
書いちゃうけど、ハイヤードが企画をやるかもしれない。


ハイヤードは現在とても走っている。


まいにちまいにち若さにまかせて走っている。


そんなハイヤードが企画をやるって話が膨らんだ。きっと歩き出すんだろうな、と思った。
ほんとうの意味でリンクを作り始めて、
存在感を増して、
きっとあるべきはいやーどになるんだろうな。


私はめちゃ不安だが、同時に不安なんてねえよ!って思わなきゃ。
不安というのは、おきゃくさんが集まるかとかそんなじゃなくて、
ふたりがギーってなっちゃわないか不安だったり、
まあいつもどおり多分せわやきかあさんの心境だろね。
かあちゃんそんなしんぱいしなくてもだいじょうぶだってば
って家族に言われんの


だけどきっと、うまくいかないことさえも糧であり。
やるのかやらないのか、やるんでしょう。楽しんでやってほしい。
きっとしんどいこともあるしそんな余裕ないだろうけど
色んな狙いとか抜きに、やってよかった、楽しかったってやっぱり最後おもってほしいし。


きっとこのしごとをやることではいやーどはほんとのイミで栃木から飛び出すんだろうな。


東京に、歩いてきてください!
あれ?

20071025

梅田まで

いなかやろうを追いかけた。
まさかこんなことになるなんて、アタシ。
だってさー ずっと 遠征してるいなかやろうを観たくて
観られないのが悔しかったんだもん。
ミナホには出なかったけど、東京にはハートアタックがあったからいーや!


たぶん、旅をしなきゃいけないなって思って
いけなくないけど 少し遠くへいってみたくなったのだ
三輪二郎初期音源集をきいてたら そんなきもちになったのだ


けっきょくいなかやろうをみるというのはいつもとかわらないのか?
でも京都でも特にいつもと違う事、してないし
どこいったって アタシなんてアタシでしかないし。
でも、一人になれたかんじがした。
東京でだっていつもひとりだけど
京都の橋の上で、ほんとに自分が自由なこと、それはこころが、自分にすら
はあ、はあ、縛られないでいられるようなカンジがして、ほんとに感動したんだよなあ。
なんだろうね。


いなかやろうの大阪での演奏、素敵だったんだぜ。
土岐くんかぜひいちゃだめだよ。
シャングリラのいりぐちでいなかやろうに会った時はずかしかった。
でも私はばかだからいなかやろうが無事に大阪についている事がうれしくてしょうがなかった。
自分でもなんでこんなか説明がつかないくらいいなかやろうの音楽といなかめんたちのこと好きだ。
毎日毎日どんどん好きだ。世界中どこだって追いかけたいなあ。
いなかやろうの演奏をみても、泣かないよ。
だってさいなかやろうは泣こうとしたって楽しくさせられちゃうんだもんさ。
笑ってないとせっかくの演奏がもったいないのだ。
いなかやろうよ、わたしに好きなように愛させてくれて感謝のしようもないよ。


前夜に京都で、京都の演奏家たちとおはなしができたのはさ、
そんなことを私がしたくてしょうがなくなって、できたのは、いなかやろうのせいさ。
いなかやろうのせいで、いろんなひとたちと会えて、好きなひとたちに好きって言えるようになってきたんだよ。
おう、これをこざぶいと思うなら思いやがれ。
音楽ってのはこわいんだ。オマエラが思ってる以上に、動かしてしまうんだよ。
そんな音楽を、君らはしっているのか。
なんてあんまでかいこというのやめよーっと

京都の演奏

拾得というところへ行ってきた。

畳の上で
カレーを食べたりビールを飲んだり泣いたりした。


東京でとび入りをやっているところは知らないし、
東京でこういう空間はしらないなと思った。


その夜の演奏はいってみれば無善寺や円盤でもあるようなかんじ。
期待通り。
でも京都ならではの空気があったと思う。


詩吟と、夜行列車と、ミシシッピと、機械の部品。


京都で彼らの演奏を観られたよろこび。ぜったいはなししたい。
はなしさせてもらった。


なんだろう。このひとは。って思われたかもしれないけどはなししてくれた。
京都の静かさが漂った。


京都の夜がまっしろに光るようなきもちだった。
みんな拾得が好きなんだな。
素敵なひとたちだった。
もう二度と会えないかもしれないけど、絶対忘れないし。
私は、音楽が好きな以上に、どうしようもなく音楽がしたくて
音楽をしようとして
音楽をやってる人たちが好きなんだな。


演奏してなかったけど、あの人、何者だったのだろう。
京都の話してくれたひと。
実はすげー人なのかもしれない。


みんな元気で音楽鳴らし続けてほしい
あたし、そんなことしかいえないけど

外食

はいみどりおもてなしがんばってたなあ。

灰緑の無善寺は
なんでそう思ったか忘れたけど灰緑といえば無善寺であろうと。
観てみたかった。


灰緑はステージがおおきいほうがいいなと思っていたのできちきちの無善寺はどうなるんだろうかと。どんな並びで演奏するのかなあとか考えてた。あー、そういう配置になるのかと。あー、おさむちゃんはそこでパンツになるのかと。無善寺は何人編成だろうとなんだか入ってしまうからふしぎだ。
でも当然灰緑には狭かった。天井も低かった。だけどアレはちゃんとやっていた。
アレ。ししまい。ししまい?


きっと「いなかまつり」って曲だと思うんだけど、はじめてきいた。
あと「念仏」だと思うんだけど、多分はじめてきいた。
どっちもかっこいかった。


灰緑はさ、独創的で男らしいけど、なにかを狙ってないから、いい。
コンセプトによっかかってないカンジが好きだ。
じゆうでしんけん。


そんなことはあとで思うことで
無善寺での気合いははんぱでなかった。
近くで観られておもしろかった。
アクトも、小物とか機材とかも。
やっぱりひとりひとり違うとこをみて演奏してるようなカンジだったけど
やっぱりひとつになっていた。
前にいなかやろうの田無ホールでの演奏について、「いなかやろうは無善寺のようなとこでもああいうおっきいとこでもはまるのがすごい」という話を灰緑がしてたのだが、私は灰緑だってそうだと思ってる。無善寺でも、ピラミッドの前でも、モンゴルの草原でも、モンサンミシェルの湾でも、よく響きそうだ。できれば月夜に観たい。


だけどやっぱり無善寺は似合う。それは小さいから狭いからみぶんがひくいからってことじゃないだろうな。妖怪だからってことはあるだろうけど、なんか、もっとだいじなことがなんかあるな。もうちょっと考えてみよう。


まだ灰緑の曲をきききれてないから、はやく次のライブがみたい。
アラビアききたいなあ。

20071020

雨のベルベットサン

すてきな場所だ。ベルベットサン。色がいい。
土岐くんがひとりでやるところを久しぶりにみた。
セットリストからもきりっとしたカンジを受けた。


大好きないなかやろうの「ベル」を、土岐くんがひとりで演奏した。
いわばベルのオリジナルだ。
ベルはどんな経緯であんな曲になってしまったのかと、きっとそこにはいなかミラクルがあるんじゃないかといろいろ想像していたので、なるほどなって、結局詳しくはわからなかったけど、土岐くんのうたをきいてたらそれだけで納得できた気がする。いなかやろうのベルはこれからもどんどん育ってほしい。まだまだきっとデッカクなる。そして土岐くんだけでうたうベルは、もう走り回ってごはんたべて昼寝してまいにち生きているようだ。土岐くんにしかつくれないうたであり、いなかやろうにしかできない曲だから、どっちのベルもだいすきだ。


おたんじょうびのうたと、あたらしい曲もやっていた。
いつもながら、あたらしい曲をはじめて聴くと私は忘れてしまう。
ただそのとき スゴイ って感動してるのでいっぱいで、どんな曲だったか言えない。
とにかく土岐くんのうたであった。


ピアノも聴けた。土岐くんじょうずだった。彼のピアノは彼のうたといっしょであり、あやういような、どっしりしているうよな、音がいっこいっこ、存在感があるといか、かんたんにいってみれば味があるので楽しくてしょうがない。ふみきりも高円寺もすてきな曲だ。高円寺はシンプルだけど何度でもきけるし、きくたびほっとする。


私はふみきりがあがるのを待っているだけでいいのだろうか
たぶんだめじゃないかな


とにかく行ってよかった!
土岐ソロといなかやろうは同じだけど違うし違うけど同じように私はどっちの演奏もずーっときけたら幸せだなあとやっぱり思う。何も変わらないといい、世界が。いろいろ、いいほうにいったらいいなとは思う。みんなが、いいほうに。だけどいやなもののちからが加わってこの世界がむりやり変えられたりするのは絶対いやだ。


はかまださんの即興も
茶谷さんのやさしいうたも
成瀬さんのセンスも
すばらしかった。
ベルベットサンはおとなげであたたかい場所だった。
外の雨や通り過ぎるひとも演奏も全部だいじな世界かなあと思った。
おちついた照明のベルベットサンのなかは、とってもまぶしく感じたなー星や月がでているかのごとく。

20071012

2007、10月に、

いなかやろうを観ること、その価値。

きのう、いなかやろうを観た。
一ヶ月以上みていなかった。
その間ものすごくさみしかった。
ほかにライブに行って感動したら
よけいにいなかやろうをみてないことがさみしくなった。
だって今観ているどの演奏も
いなかやろうのおかげで観られるようなったんだと思うからさ


いなかやろうがどんなふうにかっこいいバンドか
全世界に発信したいけど
かけない。
いなかやろうが演奏することと
私が生活していることは
わたしにとって重なり過ぎてきてしまって
特にきのうはひさしぶりだったから
きもちしかかけない。

こまったものだ

だけどいなかやろうの演奏はかっこよかった
そうだね
私は知らないんだ
みんながかっこいいってきいてる音楽もライブも観ないんだ
だけど知ってるんだ
ぜったいいなかやろうがいちばんだってことはね
私にとって、じゃなくて
いなかやろうはいなかやろうであることでいちばんなんだ。

ばからしくおもうかな

そうおもったひとは
わかってない。
なんもわかってないよ。
そんなんだったらいいんじゃないかな
そういうカンジの音楽 を
そういうカンジできいて 死んじゃえば。

私はいなかやろうの演奏を聴きながら死ぬんだ。
やった!
ちょーうラッキーだ!

なんか死ぬとかいうとやだね。
そんな無理矢理ロックテイスト盛り込まなくてもね。
これからの人生にいなかやろうがあることがラッキーなんだ!
あたしはいなかやろうの演奏に恥じないように生きなきゃいけないんだ!
あー言っちゃった・・・


んーなんだかんだ云っても昨日の演奏は素敵だった
もし昨日いなかやろう初めて観たとしても
ぞっこんだっただろうね。
きらきら!
アイツらきらきらのロックスターでした。

20071009

ヘヴンズアレルギー

highered-girlを三茶のHEAVEN'S DOORで観。


私はヘヴンズ二度目、ハイヤードは三度目だそうな。
今日は前回程私の機嫌も悪くならず。


そうか、観る人ってみんな違うみかたをしてるのだ、それぞれ。
私は私の今日の感想を正直にかかなけりゃいけないわけです。


まず、今日私は例によって
寒くなった。
ハイヤードの演奏を観るとぞぞぞ とするのだ。
なぜならふつうにやれる以上のことを、特に肉体的に、
やってしまってるんじゃないかという気がするから。
どこまでいくんだよ!という感じがいつもするから。
こいつらナニで動いてるんだろう、
と そのナニを想像したとき、音楽ってこえー!って思うから。
でもそれは私が楽器やらないからって言っちゃえばそうなのか?

私はやっぱりいちばんハイヤードを観たときに楽器やりたいなあって、
こういう時思うんだけど。

いやー だけど ハイヤードみたいなバンドみたことあるか っていったら
ないし
やっぱ


今日がハイヤードのばりばりな日だったかと言うと
たしかにそうではないかもしれない。
しかし私に観に来てよかった!って思わせるには十分なハイヤードだった。
奇をてらう必要はない。
だって私とkumasan以外みんな初めてハイヤード観るんだから。
そして今日も評価してくれた方がいたことは
ほんといつも私も嬉しい。

今日靜谷くんが言い訳中に(笑)
だってこうこうこーゆー音が好きだからって言った時
あーそーか私もだから好きなのかもなって思って
そういう「敢えて」なカンジいいなあ。


「笹塚」(仮タイトルらしいがもう笹塚でいいんじゃないかというくらい笹塚)に関して。
やっぱりいいと思う。
できれば、ハイヤード自身がもっとこの曲を好きになれれば、もっといいから
成長させてあげて欲しいなあ、笹塚を。
みんなの言うようなバランス とか越えて いい曲にしてあげてほしい。


それから
私はふだん きらいならムリしなくていいじゃん て言うほう。
どうにも合わないものはある。
ムリしてダメになる場合もある。
でも今までのハイヤードを観ていると
そしてこれからのハイヤードを思うと
克服したときにすごく気持ちいいんじゃない?って
そんな気がするので
今夜はそう言ってみます。

20071003

グッドマンは月曜

秋葉原にまた行く。いなかやろうの土岐佳裕さんの、土岐ソロを観る。
とてもゴージャスな面子のソロ大会だったので土岐くんに間に合わなくても行くべきか
いかざるべきか
あるいは間に合ってもいかざるべきか
そういう葛藤のなかで 結局行く。

行かなかったら私どーなってただろう、と思う。
どーなるかわかってたからがんばって行った。
がんばるもなにもないんだけどさ
いろいろあるんだよ、くだらないじぶんが。


結局 土岐×平沢という民主主義ユニットを観てしあわせになる。
なんでもこい。
土岐ソロに関する思い入れはまたすぐ書く機会があるのと思うので
今日はこころにしまう。


そのあと灰緑の西宮灰鼠さんを観る。
ふつうのライブハウス(無善寺や円盤以外)で観ると
どういう感じなんだろうと思っていたが
すごいおもしろかった。
月曜に行って今日水曜で
ねずみさんにはまったのを感じる。
CDきいている。
なんかさいきんの気分に合う。朝も夜もあう。


そのあと足がきれいなりっかのリツコさんを観る。
「からたち野道」をうたっていて
すっげーなあと思った。


そのあとヤング100Vの茶谷恒治さんを観る。
茶谷さんは去年はアルペジオができなかったと言っていた。
でも私は茶谷さんのソロが
てかヤング100Vはみたことないんだけど!けども!
好きだなあー
なんだかわからないけど、忘れられなくなる。


そのあとサードクラスのはかまだ卓さんを観る。
はかまださんは部屋着かなーと思うような
すっげーかわいいパーカを着ていた
演奏も存在もすっげーなあと思った。


なんかみんな何でも無い感じで
紛れてしまうようななんでもなさのなかで
素敵な演奏をしていた。
全然関係ないけど
さみしさとか孤独とかをごまかさないで向き合ってきたことがある人は
素敵だと思う。


とにかくアタシこれ観てエライ とおもった
みとかねいと
いけない
やつだった


そして私はいなかボーイたちにいなかチャージしてもらい元気
ふたりの残像が。
いなか大事