20071129

2008.2.19は下北であいましょう。ガチです。

highered-girlを新宿NINE SPICEで、みてきました。
二人に会って、ふたりともかわいいなあと、まず思う。げんきかい。
今朝、ハイヤードの初企画に出演する、最後のバンドが決まったということを知った。


決まっていたのは
moja、Emile、ソニックアタックブラスター
だった。ここまでで既にかなりかっこいいのが観られそうだった。


あとひとバンド、だれに決まるのか、ハイヤードはどんなバンドを選んでいるのか、
選んだバンドがなかなか承諾してくれないのか、わからないけど、
発表を待っていた。


最後のバンドはいなかやろうだった。
ここまで書いて泣きそうだ。
たいしたことじゃないのかもしれない。
だけど私がだいすきな、ハイヤードといなかやろうは、なかなかクロスすることなんて、ないんだろうなって思っていた。
その考えがこんなに早く覆されるなんて。
それはしかもハイヤード自らの行動で、そうなるなんて思ってもみなかった。
だから、ハイヤードがすごい。
決定していたバンドは、ハイヤードらしいごりっとしたラインナップ。
そこに、それらにひけをとらない重量感とポップさを必要としたハイヤードの判断も、すごい。
絶妙としかいいようがないと思う。


ふーん、て思う人もいるかもしれないけど、このバランスのよさ、当日みてみればわかると思う。来てくれた人みんなが楽しめるイベントにしようと考え抜いたハイヤードの正しさ。センスのよさ。たいばんしたことも、たいした交流もないいなかやろうを選んだのは、名前だけでじゃないよ。ガチです。ここはいなかやろうしかいなかったのです。


ほんとに、ガチなイベントです。だからこそ、みんなが楽しめると思います。
はいやーど、そういうイベントにするために、真剣です。
いなかやろうが出るっていうことは嬉しさだけじゃなくて、つまり、そんなハイヤードの気持ちが私に、伝わってきた。


ハイヤードに出会ったことをとても不思議に思うことがある。ハイヤードに出会えたのは、私、間接的にいなかやろうのおかげだと思っている。そういうところでいなかやろうは私にいろんな楽しさを教えてくれた大事な存在なんだけど、ハイヤードはハイヤードで、いつも、私の生活の一部を面白くしてくれる。今回のこともそう。なんで、って思うくらい。ハイヤードの存在で救われたなあと思うことがたくさんあるし。ハイヤードはハイヤードで、いなかやろうはいなかやろうで、たくさんのこと教えてくれる大事な、大好きなひとたちなのだ。


今日、NINE SPICEでは私、また感激して泣きそうに、何度もなった。
やっぱりふたりの真剣な演奏の姿はそれだけで私にとってスゴク価値がある。
今日、夏のころはうまくいかなくてけんかしたり機械がとらぶったりグダグダだったね、と。
思えばくまさんが観にくるのを復活させた頃から、ハイヤードはなんだかどんどんよくなっていった。
そうそう
夏にひとりでみていた頃は、はらはらすることたくさんあった。
でも最近は、安心して、没頭して、感激できるなあ。
曲の姿も変わっていって、ふたりの演奏も変わっていって、少しずつ上に向いて、
私のわくわくも、いっしょに大きくなるなあ。
だからハイヤード、いろんなひとに観てもらいたいし、それをわかちあいたいよ。

20071128

みんな元気

ライブに行ったら感想をかく。
というコンセプトのもと、作ったんですが、
ひとのブログを読んで、生活の中の音楽を書くのが、いいなーと思った。
今日は仕事をしてひさびさに新宿に寄って帰ってきただけだけど、
いろいろな場所で音楽はきいていて、家に帰ってからも音楽をきいていて、
いっしゅんいっしゅん思うことはあるよね。
いっしゅんいっしゅん考えが変わって、影響されて、反発して、感動して、
またもとのところに戻ってきたり。


今日、地下鉄の階段あたりでおもったことは、みんなとおんなじ音楽ききたいなーということ。
その瞬間の前までは、今持ち歩いてる音をとにかくじっくりききたい、という考え。
どんなにきいてもきききることなんてできない、と思ってるし。
そんなにたくさん、全部、感動できるわけないし。
小さいとこですぐに観られないようなバンドはいいかな〜って思ってしまってるとこあるし。
みんながいいって言っても私はいいや、って思ってしまうとこあるし。
スタイルや知識のために聴くのとかどうでもいいし。
ちょっと試聴はしちゃったりしてね。


でも、みんながいいって言う音楽、もっとききたいなあと、今日思ったよ。
はっきりいって、わかちあいたいと思った。
私がかっこいいって思わなくても、好きだと思わなくても、必要じゃなくても、ロクでもないと思わないなら、みんなとわかちあえるなら、もっと聴きたいなあと思った。


そんなこと、思ったことなかったから、驚いた。
そんたけ。
最近は眠るとき「植物」をかけっぱなしにしている。
安心して眠れることがわかった。
灰緑もハイヤードもいなかやろうも寝る前はきかない。興奮するから。
また明日からはライブ日誌のコンセプトのもとで。
おやすみなさい。

20071125

渋谷ハートアタック、2日目

髪の色、いなかのおしださんの真似をしてしまおうと思ったけど、
結局びびりでなれなかった。でっは


渋谷は疲れた。このイベントも私を少し哀しくさせた。
わかものの祭りだし、えっほえっほ行ったわりに
イヤな意味で秒殺される(した、というのか)演奏だったりした。
下手じゃないんだろうけど、どんなに温かい眼でみてもつまらない。
はっきりいって信じられないくらいつまらないものもあったし
一瞬で飽きた。


悪口が言いたいんじゃない。


哀しいきもちになっただけさ。


だからいなかやろうを呼んでいた。はやく鳴らしておくれ。
一日目、いい演奏もあったけど、いなか恋しさは収まらない。
でも最近感情的なことしか書けなくて非常にふがいないので
もっとみんながいなかやろうのライブ観にきたくなるような事書けたらと
思っていたけど
今日死ぬ程感情的に、感動してしまった。



準備はできていたんだよなあ。解散ソングやみんな元気をiPodで聴きながら目頭が熱くなっていた。
もう今日は泣くのだろうと思っていたもんね。
最近、色んなところで、いなかやろうだけじゃなくて、私の聴いてる音楽は
ほかの音楽と比べたときに、なんて美しいのだろうと思うことがいくつかあったので、余計。
いい音楽きけてて、感謝のきもちでいっぱいだった。



しかもサイクロンには、時間のわりにたくさんの人が集まっていた。
スクリーンのむこうで「エスプレッソ」が鳴っていた。
既にしびれた。



「みんな元気」をやったから、なんてことだー のとこに行かなくても目頭が熱くなった。
「カステラ」がかっこよくて、うっ ってきた。
新曲たしか「ペパーランド」は
そんな、これ以上かんべんしてくれよ!
って、思う、いなかやろうにしかできない、トリッキーさ、びっくりしちゃう構成で、かつやさしげで、
やめてくれよ!もーこれ以上感激させないでくれ!と思った。ほんとにかんべんしてほしかった。
「ベル」のうたがいつも以上によくききとれて、のびのびしていて、幸せなきもちになった。
「解散ソング」の間奏でしびれた。
「パーフェクトミュージック」はテンポ(テンポっていうことばが字面的にもとてもあう気がする)のよい楽しい曲だけどほんとはとても苦しくて強いうたで、ゆえにかっこいい。


全曲いいかげん解説。


リハなしだったしいなかやろう自身はもっといけると言っていたけど、我々にはほんとに強くのびやかに、届いたので、いなかやろうのかっこよさ、楽しさ、真摯さを受け取るには充分な演奏だったと思う。ほかの人が専門的にどう言っても、いっぱいいなかやろうを観ているわたしが言うのである、感情的に・・・
いや、今日私は確かに、ずうーっと最後までぐわー、ぐわーってなってたけど、冷静にそう思う。いつもみたいにへらへらしてただけじゃないさ。だっていなかやろうを選んで観にきてる人がたくさんいて、とても緊張してたかんね。それにね、私は耳がいくらかよくなってきたよ。そんな気がする。いなかやろう、ほんとに4人の音がかっこよかった。号泣したいくらい。ああ、待っててよかった。いなかやろうよー、きてくれてありがとうー。


そのあとすぐ、マーガレットズロースだった。

ちょっと待ってくれ・・・というカンジだった。感動しすぎてぐったりだ


でも演奏はタイムテーブルに従い始まる。
始まったら始まったでまた感激してしまう。


感激してしまう。
きっと、平井さんのMCがなくても、全部伝わってしまう音楽なんだろうなあと思った。
音楽だけで、音楽がいかに、音楽かが。
ふつうのせっけん でロックンロールは、オモシロイんじゃなくて、
オモシロイんじゃなくて、あれだよ。


誰か熟語教えてください。


ここに入る熟語募集。


CD欲しかったけど 見るちからがなかった。


そのあとにゆーきゃんさんだった。
京都に行く時、アバンギルドでゆーきゃんかはせけんさんを観たいなあと考えたけどそううまくいかなかった。
ウィスパーボイスですごいうたをうたっていた。はだしだった。
私は演奏をきくとき楽器をみてしまうのだけど、ゆーきゃんさんのうたってる顔からなんだか眼が離せなかった。
今日、座ってききたかった。座れない自分がふがいなかった。
京都のことを考えた。京都は今とてもさむくてゆーきゃんのうたがあるんだろうなあ。私の中で「鴨川系」というのができた。あんのかな、もう。


CD欲しかったけど見るちからがなかった。


それにしてもそのあと彼がBEACHSのステージでハネまくってるのには驚いた。スゲエ



最初にぶうぶう文句をかいたけど、バンドの人たちが時間のちょっと前に来て、演奏して、それぞれの演奏を必要としてる人がいて、そういうのはやっぱり いいよな と思うのであった。おわりです。

渋谷ハートアタック、1日目

一日目は3ndがよかった。
ゲラーズもみたので、続きはまたかくかも。

まつきあゆむ

ライナーに行った。

ビビビビというバンドはとても好感が持てた。

つづきはまたかくかも。

20071115

都会の迷子さんvol.2

きのう、UFO。
私は迷子さん一回めでした。
さあ みんなで迷子になろう。

オープニングアクトのみわじろうさんに間に合った。間に合わなかったらイミがナイ。
ちょっとずつ楽しいことをしてくれるのが、たまりません。
真剣にうたっているときは例ののびやかなうたごえで
ちょっとふざけてくれたりするのはサービス、サービスっていやらしい意味ではないよ。そういうのがあるとうれしいじゃん。おもてなししてもらってるカンジ。そしてみんないっしょにそこにいてきかせてもらってるカンジ。きっと唄ってそういうもんだよなあって思うのだ。
昨日は「まがりかど」も聴け、しらない曲もきけて、「家出娘」というタイトルをきいていかしてるなあと思った。
いまからやまのぼりアルバムは9曲入り900えんだとかそうでないとか。たのしみ。


いなかやろうは2番目だった。
客観的には UFO CLUBの、いなかやろう というカンジがした。なんでしょうソレ。
でも私は渦中なので、いなかやろうが目の前でやってるだけで酔ってしまうのだ。興奮してしまうのだ。落ち着け、と自分にいいきかせているのだ。
絵を描くひさしぶりにきいてまたかわいくなっていたし、アコネをすごくひさしぶりにきいたし、アコネってライブでもアコネなんだよなあ、すごいなあ、ベルもますます好きだし、たばこロードもやっちゃった。いなかやろうの4人がそこで演奏しているだけで、私はせつなくたのしくしあわせであたまがおかしい。やはりかっこいいと思うの。あの4人。
私のことはどうでもいいことだけど、いなかやろうがいなかったら、こうしていろいろ書くこともなかったと思うの。
いなかやろうのアルバム、みんなきくといいよ。2000えんぐらいだから。
いなかやろうを、みたほうがいいよ。ほうんとうに。



松倉如子さんをついにみたのです。
とても観たかったけどなんでか観るのがこわい気がしていて、松倉さんの免疫を作ってから迷子さんに行った方がいいんじゃないかとかよくわからないことを考えて、円盤に行きたかったけど行けなくて、CDも買えなくて、動画とかみて、ぶっつけになった。
あんな人みたことないや。
どういうこと。
童謡でも歌謡曲でもない。
松倉さんがカヴァーにあの曲を選んだことが、きっと松倉さんのうたなんだろうなあとカンジた。よくわからないですか。私もよくわからない。名前もないような自分たち、ひとびとに、必要とされるうたっていうのはこういうのなんだろうなあと思って、私もときどき聴かせてもらいながらいこう、と思った。
友達になりたかっただけなのに、ってやつがたまらなかった。
星のうたが、よかったなあ。
演奏も素敵だったなあ。あーあ。


前野健太とDAVID BOWIEたち。迷子さんではぜんぶ違う曲をやります。と、先週言っていたが。
とうふがきけた。熱海がきけなかった。ききたい曲、色々あるな。
友達じゃがまんできない は、やはりぐっとさせられてしまう。
私は前野さんの曲は、色々考えないで、ただ聴くようにしている。
それがいちばん私の前野さんの曲とのつきあいかたとして、気持ちがいいと思ってる。
昨日はいちばんうしろのとこでみていて、前野健太とDAVID BOWIEたちとそれをみているひとたちをみていて、とてもポップなきもちになった。二胡が鳴ると一気にロマンスカーオーケストラ〜! で、いい夜になるなあ。
前野さんは髪がすっかり伸びてザ・前野さんてかんじだ。


最後にニーネを観る。
ドラムがかっこいいなと思ったけど、前日の疲れもありすでに私はへとへとだったし、それ以上のものはうけとれなかった。
会場にホーム感もうすかった(知ってる人がいるとかいないとかじゃない、その時のアタシの気分だけのはなし)ので、帰ろうかと思う。よいイベントは最後まで観るのが礼儀かもしれないが雨に濡れるのは自由だ、と思い帰宅を決意する。


しかし結局いなかやろうに会う。
そしていなかやろうのドラマーがはいやーどのドラマーとおなじようなことを言う。
そして結局ばんどうさんに前日とまったく同じことを、アタシ前日とまったく同じこと言ってるよ、と思いながら言ってしまう。大好きなバンドのドラムはいつだってかっこいいのです。


だけどやっぱりそう言ういなかやろうが好きなのですよ。いつだってばっちり!だったら、私さみしいかもしんない。もちろん、いつだってばっちりも将来くると思うしいつだっていなかやろうが満足!って思うならうれしけど、まだまだいけるのに!って思うひとたちが、とてもたのもしくて、かっこよくて、好きなのです。


きのうもおとといも、いろんなひとに会ったな。
ひとりひとり、思い出す。みんなが好きだなあ。
今週は楽しくて疲れました。いっぱい寝ます。みんなの夢をみよう。

20071114

highered-girl,ウルガ

ウルガに行くまで私はとても今日疲れていた。だけど
つかれってなんだ。体や脳がつかれていたって
つかれてはいけない部分があるさ。
うまくいえない。
とにかく今日書いておきたいことがたくさんあるけど
書く能力が追いつかないのがふがいない。


今日はいやーどをひさしぶりにみた。久しぶりなのかわからない。
東京のライブをひとつ抜かしたら、もう、ずっと観てない気がする。


今日ひぴこちゃんがドラム、自分でよくなかったって言っていた。
それをきいていなかのばんどうさんと一緒だ、思った。
私がかっこいいなあと思っても、まだまだだと、本人たちは言うんだよね。
我々はなにをみて今日よかったとか悪かったとか思うのかな。
私が言ってもぱっとしないけど
少なくともギターの人があがってたらテンションの高いライブだと、
それだけではないと思う。
確かにわかりやすい、とらえやすいところではあるけど、
大好きなバンドの、すげえって思っているバンドの、ドラマー(聖域)に、
今日、いまいちだったねなんて、言うやつがいるか?
うまくかけないけどそういうかんじ。


とにかく少なくとも私は今日はいやーどのドラムかっこいいって思った。
髪をおろしてたからだけじゃないの。
今日ははいやーどカチっとしてた。風格があった。正直私の中で一個、なんかが、一段、はいやーどに対する思いが、上がった。「ひとかわむけた」とかいうのはかんたんだけど、あー、はいやーどはかっこいいバンドなんだ、やっぱり。って、改めて、思ったのは、うあー

だめだー
うまくいえない。


私ははいやーど好きだ!って思ったのです。今日。
余計なことは考えないで、楽しかった、楽しかったし、ぞくぞくした。
いいバンドだね、とかじゃなくて、好きだなあ!!って思って、
そんで、すげえなあ、このふたりはあ!って、誰にでも、すげえよ、あのふたり。って、言いたい!って思ったのでした。


うまく言えない。


私がユーレイが好きな理由、ユーレイが一番生きててそこらをうろついてるかんじがするため。かんじねカンジ。
彼らがユーレイを音源にしない理由。なんだろうか、わからん。でもそういういっこいっこはいやーどの世界がいちいちかっこいい気がしてしまう。理由がかっこわるいとしても。


静谷くんは今日もギターを血塗れにしていた。
どんなバンドじゃい。

20071113

ひとのせりふ

「もうそんなにわかくないけれど」
そういうなら私は「もうまったくわかくないけれど」。
実感ができなかったならいくつになったって同じことだ。
だからほんとに後悔も気後れも感じない。
遠慮はするけれど。
今おもっていることだけはあきらかに確かなことだ。
今にならなきゃおもえなかったことだかんね。
人並みにおとなになれませんでした。
おとなになることより
ひとになることでせいいっぱいでした。
あたまでかんがえるのが少な過ぎたのかもしんないなあ。
あたまでかんがえることとこころでおもうこと
3:97くらいでチャート進んでるかんじだもん。
すきかってにいきています。
じごくにおちたら笑ってやってくださいな。

20071108

第二回エフスキー企画

ゆうべ、円盤。
土岐くん、いなかやろう忙しい中、よくがんばったなあと、思います。
三輪二郎さん、shibata emicoさん、スッパマイクロパンチョップさんとコーミンさん、土岐くんとブッタさんと平沢さん、の順。
エフスキーさんの告知文とあわせて私の感想を


:エフスキーさん談

:柴田さんはギターやピアノの弾き語りをしていて、やさしい歌を歌っています。
:さびしいうたもやさしくなります。さびしいきもちもやさしいきもちになります。

しばたさんの声はちょっとハスキーで、ピアノがきれいだった。
ちょっとおしゃれなメロディーだった。英語のうたが、よかったな。
たしかに、さみしいかんじだったけど、しばたさんの生活感からうまれるさみしさなのかなというカンジなので、いや、しばたさんの生活知らないけど、みんなさみしいじゃん。だからなんというか、安心できるさみしさだったかも。




:スッパさんの弾き語りは、言葉がモーレツにキラリと光って、それが歌にのって
:時にはアクロバットに時には三輪車を漕ぐように響きます。そんなひと、みたことありません。
:さらにこの日は、コーミンさんも参加していただけるとの事で、楽しみです。


私はスッパバンドを「アトラクション」と言ってみたことがあるけど、アクロバットか。
なるほどなあ。
私は「プログレ」という言葉が嫌いで、定義もあいまいだしだいたいがまゆつばなコトバだねと思っていて、
揶揄的に、プログレね、とか使うこともあるけど、
その逆に、すっぱさんはほんとのプログレかなあと思っているのね。私のなかでね。
コーミンさんのウッドベースをむりやり弾くすっぱさんに、感動したし、ショックだった。
おふたりはぶっつけだったらしい。どういうこと。
モーレツな言葉は、どこかから這い出してきたつよさをうけます。そしてかわいいなとも思います。
ハズレのブルースすてきだった。
スッパバンドを観にいこう。キッコリーズも気になるのだ。




:じろうさんは男を感じます。男故に女々しかったり、男故に男らしかったり。
:この日はどんなじろうさんに会えるのでしょうか。


休日の朝、野毛山、裏窓、CDで聴いてた曲がそこで響いていて感激だった。
三輪さんは、人が食事したり本を読んだり煙草をすったりするように、ギターを弾くんだなあと思った。もっとぴったりくる言い方がありそうだけど、うまく言えない。何回も観たら、なんか思いつくのかな。
まあ、ちょっと、寄って行きなさいな。
というかんじで、うたを聴かせてくれる。
ご本人曰く、みわじろうのうたはあとからじんわりくるそうだ。
そうかもしれない。今まさに、じわじわが始まってる。
アルバムたのしみたのしみ。




:x土岐x寺尾x平沢xはこの日初披露です。
:初披露だから、一生懸命がんばりますとのことです。


土岐くんがおなかいっぱいだろうと、言っていて、ばれたかと思った。
なんか、デザート的に聴いてしまっていた。メインのはずなのに。
でも、平沢さんもぶったさんも、楽しそうで、土岐くんは、やっぱりすごいねと、演奏そのもの以上に、円盤にひとがいっぱいいて、みんな楽しんでいて、そういうのが、すごいと思った。
ピアノの連弾もエフスキー名物になることでしょう。三人はびっくりしたけど。
こっちからみてたらつれしょんをしてるようにしか見えなくてかわいかった。ワタシ下品ですね
多分、おーらすのたんじょうびのうたが一番よかったと言ってしまったのは、土岐くんが解放されたようにうたってた、ように見えたからだな。


そしてエフスキーさんは言っていました。

:帰りには、「あぁ今日ここへきてよかった」と思えるようなイベントになると思います。

断言していたな。
私は、第一回のとき、心からそう思った。
だから、二回目もそうだってわかってたし、エフスキー企画、またやるよってきいたときから、私にとって節目になるんだろうな、と思ってた。
色々思った。演奏もそうだけど、自分のこと、色々思って、苦しかった。
だけどだいじょうぶ。
今日も明日も音楽があるから、だからこそ苦しくて、だからこそがんばらなきゃ。
第一回のエフスキーから、たくさんのことが起こった。
私に新しい世界をみせてくれたからエフスキーにほんとに感謝してるのだ。
今までありがとう。

あ、これからもだけどね、もちろん!

20071106

ゆきんこまつり

すがわらゆきさんという人、ロックフェスで何度かみてたな。
いかしたバンドでばっかドラムたたいてるすごい人。
ほんといかしたバンドばっかだ。


あうあうあ〜
今、尾林星くんにいただいたCDRを聴いている。
ここここれはヘビーローテーションだ。
バンドとちょっとカンジが違うということだったので
ファンタスタスの曲じゃないのかなと思ったらちゃんとはいってた。
ひどい。ひどくいい。うきうきするもん。
無善寺でみて、いいなあって一瞬で恋をした。
それが幻想かそうでないか確かめたかった。
じゃなかった。
ファンタスタス、曲の顔がはっきり見えるし、展開がかっこいいし、
楽しい。そして渋い。
何が好きかよくわかる。いや、私知識ないからわかんないけど、好きなものがあることがはっきりわかるというか。とにかくぱっとみてすぐに伝わっちゃうバンドはすごいからすごい。
そして尾林くんの童貞キャラがキラキラです。いちおう言っときますけどあくまでキャラです。



今日ねずみバンド初めてみた。
ひとりもかっこいいけど4人もすごい。
きっとそうであろうと予想していたけど、予想以上にねずみさんの世界がバンドでも再現されてたっていうか。
いやむしろ。むしろどうなんだろう。4人それぞれなカンジもするし。
ねずみさんのうたを演奏してるけど、ついていってるわけじゃないという、雰囲気。
ねずみさんは、演奏しながら、違うとこに行ってしまいそうな、行きたそうなカンジを私は受けていたんだけど(宇宙とかね、草原とかね)バンドだとそこで楽しそうに見えた。私がそう見えただけだけど。
ほたかさんは、指がながいな。
なんかCDの曲とかきけて嬉しかったなあ。



前野さんたち、二胡二胡ー!
なんか二胡ってわけわかんない。
あの楽器がなんであんなにメロディアスで繊細で豊かで強い音をだすんだろうか。
こないだ無善寺でひとり前野さんがいいという感想を書いたけど、やっぱ
かっこいいよDAVID BOWIEたち。
前野さんが出会いのよろこびをうたにしていた。
出会いのよろこびなんて言ってないけど
よろこびとふしぎを、感じているのかなあと思った。



すがわらさんのおかげで、好きな音楽をいっきにきけた。
飽和することもなく、楽しめた。
楽しかった・・・・


三輪さんの口上も素晴らしかったのです。

20071105

さらに高円寺の街で

三上寛さんの演奏をみた。
ついつい、三上さんの名声とかについて説明してしまいがちになるが、そんなことは無善寺できくうたに関係なく。
ただもう癒される。
ギターも、声も、姿も、癒される。
もうしわけないけれどいまはCDいんない。いまはみたい。
そこにいる三上さんのうたをもらいたい。

いや、でも、CDというのは、買うべきだ。
3000えんのところを2000えんと法師が言っていた。なぜだ。

高円寺の街で

ギャラ健の演奏をみた。
吉田くんはいなかった。
おみやげに「箱根」をもらった。
東海道五十三次を私がやっていたのをギャラ健は知らないはずだ。
なんで広重なんだろうとか、なんで箱根なんだろうとかは、別にどうでもいい。
なんで上戸彩なんだとかもどうでもいい。
ギャラ健の突飛に思える行動のいちいちは、今私が好きなものたち色々がそうであるのと同じように、不特定多数の人々に愛されていいものだと思う。

その行動のいちいちは、今に世界を救う気がする、多分。

うさぎファクトリーというださいバンドがどれだけかっこよくなるか、ならないか、なるのか、楽しみ。私もうさぎに負けないようにしないとな。かめなりに。なんつって

20071101

青山には霊園があって

灰緑を初めて青山で見ル。


じぶんのことだけど青山見ルはそんなに好きなほうでもない。
でもいなかやろうがよくやるので行く。
たいばんがいいと思ったことは無い。
そこはライナー的だ。
でもステージの高さとか、よく聴けるのかなという気がするのはいい。
なにより青山だ。東京来てから中央線文化で生きてきたいなかものにとって
青山とかいわれても。
最後のバンドというかチームが大暴れしてお客さん大喜びしてたとき見ルスタッフが全く笑っていなかったのがおもしろかった。



でもさ、灰緑は似合う。青山。
なんか、洗練されたとこほど(青山がどんたけ洗練されてるか知らんが)合っている。
無善寺の演奏はよかった。だけど、無善寺から遠いとこ、
青山よりもっと遠いとこでもいい。
期待に違わず、よく鳴っていた。

灰緑、笑ってしまうくらいにかっこよかった。
あまりにかっこよくて、笑ってしまった。
このひとら、なにこんなかっこいい演奏してんだよ!って思って
笑ってしまった。


かっこいい演奏できるバンドとそうじゃないバンドって、何が違うんだろう。


できないバンドがだらしないのではなくて、できるバンドがすごいんだろうな。


アラビアがいいなと思うのはフレーズとかだけじゃなくて、
なんか、観たい灰緑をみせてくれるカンジがするからかなー
アラビア始まったなって思うとそれはそれはわくわくする。
灰緑は多分演奏を永遠に続けられると思うんだけど私も続いてるうちはずっと観てられそうな気がするんだけど今日はそこに挑戦したいくらいだった。

しかし、
弦が切れたりシールドが抜けちゃったりしたらなかなか永久にはできん。
それでちょっとはらはらしてしまった
が、
こっちがはらはらしちゃだめなんだよなあと思った。
そんなの知らねえよ!って、
やんややんや
で、みてないと、
そんなんだって灰緑演奏、すごかったじゃん。


灰緑は小物とか小芝居とかするけど
それが小手先でもない、奇をてらってるんでもない、
おかしくれるのといっしょで
じゅんすいに ちょっとした+αで喜ばせてもらってるので 私は
演奏がいかしてるから何やっても 灰緑だなあ と たのしめます。


きょうは 小芝居 無し。
もちろん、充分です。

ハズレッシヴ

レコ発!
レコ発という響きがなんともいえませんでした。


さいきん、こっちに書こう、あとで
と思うことであっちが、なんかぱぶりっくな意味合いが強くなってしまって
おもったことかみしめたことがいまいちへんなふうにはなる。
できるだけこっちで正直なことをかこうと考えると
これまた気分だけになる。
バランス悪い。


とにかくあの日はわたしにとって


まっ黒毛ぼっくすはすごいなあ。
ってのが一番残った。
音楽ってまずこういうものだよなあって思う。
どこからどこまでが家族なのかわかるようなわからないような
プロフェッショナル集団というよりも
親戚総出のようなカンジしかしないところがすごい。
それで急に誰でもはいれるようなはいれないような
誰が入っても気づかないような無限なカンジもすごい。
石川さんのパフォーマンスも無限だったし
がっこうにまにあわなーいっていう大合唱もぞくぞくしたな。


岸田さん、ますださん、橋本さんは、いいバンドばっかりやっている。
かっこいい。


私ははっきり心で考えてなかったけど
ちゃんと言えたらよかったなあ、スッパバンドが好きなんです、と。
言えなくて初めて、スッパバンドが好きだなあ、と思った。
でも好きだって言うのは、ちゃんとライブを何度も繰り返しみて、初めて言えることだと思うから
行かなきゃなあ。
その日、すっぱさんは無善寺で演奏していた。
ホライズンやファンタスタスと。
秋葉原がなかったら、行っていただろうな。


ハズレッシヴだってよく知らないんだ。
ただマグマみたいなちからがあるのはわかる。
その温度とか色とかなんだかそんなかんだはわからないんだ、まだよく。
でものんタックがすごいなって思ったのは
パフォーマーとしてもだし、
居ることでなにか出来るってのがすごいなって、思うんだよな。
うまくいえないけど


とにかくグッドマンには確実に音楽のちからが溢れており、
それは飽和状態ではないかと、
詰め込み過ぎではないかと思った。
いなかやろうはやはり遜色なくダイナミックな存在感を出していた。
遜色無く、
いつも私が心配してしまうこと。
なんでだろう、わかっているのに、いなかやろうここで、いけるのかなって
みくびってしまうのか。
いなかやろうは箱のおおきさにあわせて成長する植物みたいなもんなのかもしれないなあ。
用意された舞台がおおきければおおきいほどデッカクなるのかも。
逆は、よくないのかもしれないけど、ある意味それも好きなとこなんだ。


思い入れは魔物だ。
喰われないように大事に育てよう。