20080115

名演の嵐、1

まつきあゆむプレゼンツ名演の嵐3ヶ月連続で吹き荒れる、らしいです。くるぞー
第一回は木村ひさしさんと。下北シェルター。
まつきあゆむくんはMyspaceで「新曲の嵐」なる、毎週月曜新曲更新、をしている。
まつきくんがそれを始めたとき、なにやら、あ、よかった、て思った。まつきくんの滾る音楽感(なんだソレ。いろいろまとめて。)をこう、ぶっつける方法を始められたのかなあと思って、ひとのことだけど、安心したというか。誰もがやれるものでもないし、誰もがやればいいものじゃないし、まつきくんだなあー という気がした。なんとなくまつきくん、たいへんそうだな、でもO型だからだいじょうぶかな。とか勝手に思っていたので、勝手なイメージのみです、嵐が始まって、何故か私が、少しきもちがラクになった。
まつきくんは日々虎と戦っているらしい。
まつきくんに劣等感を感じる。好きな演奏家のみんな、私は心から尊敬してるけど、まつきくんには劣等感を感じる。まつきくんの演奏を観に行くと、楽しかったって気持ちより、あーあってカンジのほうが勝ってしまうんだ。まつきくんが面白いことを言っても、なんだかほのぼのとしない。私はまつきくんが怖いのかもな。何も出来ない自分を笑われそうで。つまり、私には戦うべき虎すらいないんだよ。くそぅ


へえーーー、そう思ってたのかアタシ。
って今思った。
行かないって言ったのはいろいろだけど
とりあえず今日、シェルターに向かったのであった。


下北はほぼライブの時しか行かない。今はバスを使う。新宿駅は大変なので、ショートカットできる環七は嬉しい。シェルターは久しぶり過ぎて、最後に行ったのは誰のライブだったか正確に思い出せない。プレイグスは覚えてる。木村ひさしさんはメロウヘッズにも参加されてるらしい。階段があって、そうだっだっけ。って、懐かしくもないくらい思い出せない。でも今日下北に行ける事がなんだか嬉しかった。日曜も行った。また下北に行ってライブ観ることがなんだか嬉しかった。


ふつうに仕事でちょっと遅くなってしまい、木村ひさしバンド、馴染んだ頃に終わってしまった。ポップであった。クリンゴンを知ってたらもっと面白かったのかなあと思った。3ヶ月、いいカンジのたいばんを選んだものだ、と思う。私は誰も観た事がないけど、「それなり」では無い気がするので。


久しぶりにぴあでチケットを買ってみた。チケットを忘れないように、なんてーのはほんと久々だ。そういうのとか、下北とか、レコーディングとか、バスストップとか、色々わくわくする要素はあったけど、自分でも意外なくらい、まつきバンド楽しかった。最近ライブハウスのビールが全くヒットしない。もちろんモナは美味しかったけど。でも、演奏きいたら飲めりゃいいさー!ってなるね、いつも。まつきバンドってこんなに楽しかったんだ!と思った。まつきバンド、名演の嵐はドラムが森さん。みためがまろやか、パワードラム。そのせいではないと思う。まつきくんのお客さん、わかものが多いので、へらへらしてみた。最近24歳が多い。私のまわり。なんだか自分が24歳なんじゃないかと言う気がしてきた。じぶんの精神年齢がそれくらいなのかと、気にしている。でも、24歳のみんなを、「精神年齢」とか思わない。みんな対等に、結構おねえさんぶってるかもしれないけど、尊敬を持って接してるつもり。24歳と気があう、くらいで思ってていいのか。仕事中ふいにロックとロールが頭の中でかかった。今日きけた。新曲は3曲か4曲か、がっつりかっこよかった。まつきくんのギターは、私にはうまいのかへたなのかわからない。まつきくんのうたも、私にはうまいのかへたなのかわからない。今まで、まつきくんのうた、まつきくんのギター。だと思ってただきいていた。今日、じっさいそういうもんなんだろうと思った。土岐くんのボーカルがヘタウマみたいな言い方をたまにされてるけど、私にはいなかやろうのボーカルはちょううまいときこえる。それと一緒でまつきくんのうたもギターもまつきくんの曲に対してちょううまいわけでそういうもんなんだと思っていいんだろうと決めた。つまり今日、まつきくんの音楽を私は初めてきいたような気がした。それは私が聴けた、ってこと。やっと。すごく楽しい!と一曲目から思い、最後まですごく楽しく、何度もぐっときた。シェルターはいかにもライブハウスな音だと思った。でも、ああ、こういうのまつきくんのライブだ、確かに今、とも思い、もし、私が今日ほんとに初めて、まつきくんの音楽を観てたら、好きになるのかな、どう感じて好きになるのかな?と思った。よくわからなかった。もうまつきくんは初めてみたまつきくんではくて、想像できない。ただ今のまつきくんのライブがすごく面白かった。ロックとロール良かった。まつきくんのギター面白かった。まつきくんの冗談もおもしろかった、まあまあ。「僕は僕の音楽と、(今日きてくれた)みんなを誇りに思います」と言っていた。そういうこと言うのがまつきくんだなあ、と思った。行ってよかった。劣等感か。それは誰にでも感じてるのかなあ。でも今日はとにかく、楽しくてありがとう!という気分だけです。

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