20080115

都会の迷子さんVol.3


予習。「夕暮れの現代音楽」をききながら代々木ザーザズーに向かう。そうだ、2度目の代々木、一回目はまつきくんを観に行ったんだったなあ。

だらだらしてたのでゲラーズを見逃す。
二回目でいなかやろうが出演した、ディスクユニオンの佐藤さん(ハヤシライスレーベル代表)の企画「都会の迷子さん」にもぐりこむ。
正直、前回ほどすぐ、行かなきゃ〜とは思わなかったけど、やっぱ観ておくべきだという気がして行った。
私は、演奏家たちのために実質的に何の応援もできないけど、佐藤さんは違う。代表だもん。日々演奏家たちのために奔走している印象を受ける。去年のおわりから、UFOとかMISSIONとかコクテイルとか、色んなとこで(←おもに高円寺だね)迷子さんのフライヤーを見かけていた。佐藤さんが貼りにきたのかな、と思っていた。一回目に土岐くんが行ったというのは知っていたけど、今日いなかやろうが来てるとは思わなかった。じゃっかん佐藤さんにジェラシーを感じた(また無駄に)。当然いなかめんに会えて嬉しい。もぐりこみ感がうすらいだ。


石橋英子さんとアチコさんのユニットを初めて観る。私が持ってたアチコさんのイメージと違って、強かった。ちょっと怖いくらいだった。石橋さんのピアノかっこよかった。うたとピアノがものすごくシンクロしてた。

それから、三輪二郎といまから山のぼりを観る。いつになく二郎さんが堂々として見えた。今日は笛もちゃんと鳴っていた。山のぼり、さらにかっこよくなった気がした。始動したんだな。そして山のぼりはいなかやろうの次にかわいいバンドかもしれない、と思った。

それが終わるとすぐ、松倉如子さんが渡辺勝さんの伴奏で唄う。松倉さんの衣装が今日も素敵だった。松倉さんも松倉さんのうたもほんとにきれいだなあと思った。以前松倉さんに、偶然会った事があった。もちろん知り合いではないので、私が「あ、松倉さんだ」と思っただけ。そのとき、松倉さんはおそらく純粋で賢い人なんだろうなーって、思った。

最後に、タテタカコさんを観る。名前を知ったのも初めて。長野の人らしい。宮崎駿みたいなうただった。なんか、すごく、かっこよさそうな人だった。


ゲラーズを観なかった事もあるけど、女性3人のうたは重いかなあという気がしていた。でもそんなことなかった。ずっと聴き惚れることができた。高尚とかいうと言い過ぎで逆にくだらない。演芸としての音楽みたいなのがちゃんとあるように思った。ザーザズーにはサブステージがあるということを知らなかった。松倉さんはオープニングにも唄ったんだろうか。サブステージの松倉如子と渡辺勝。すげえかっこいい演出だと思った。はこのせいもあるのかもしれないけど、むしろ合わせてるのかもしれないけど、前回のUFOよりも(前回はただ好きなひとたちを観に行ってただけだからかもな)一晩に観るショーとしてすごいなって思った。やはりなかなかこういう企画は観れないものなんだろうな、おそらく。きっと行ってよかったんだろう。はっきりいって次が気になる。謎のDJ西山さんも気になる。


明日から私は何を聴くのかな。
帰りに「夕暮れのための音楽」をききながら、なんかすごいいい曲なんだな、と思った。
おし、待ってろ下北。

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