20080323

ながいながい尾林星のひきがたりの話

借りているパイカルのCdを聴く。
こういう音楽だったのか、と思う。
色々な噂をきいてしまってたので少し安堵する。
意外でも予想通りでもないのだけど
どちらかというと
圧倒的に感動する。
吉田節、尾林節。そうかそうか
ビジュアルを想像できないところがくやしい。もしかしたらそのほうがいいのかもしれないしそうじゃないのかもしれないしわからないけど。
だけど彼らの音がしていて私はその密度にせつなくなってしまった
2003年のライブ?私は何をやってただろ、2003年に。
2007年?こないだだ。どうして私はパイカルみてないのだろう。
日本RFに出てたはずなのになあパイカル。みたのか?いやみてないだろう。
だけどもし パイカルの活動期間中にもしパイカルを観る機会があったところでそんときの私にはよくわからなかっただろうから、そんなこと言ったって仕方ないのだ。
きかないでパイカルをしらないほうがよかったのだろうかとすら!思う。
当然そんなことはないんだけど。


尾林星くんの弾き語りがどうしてもみたかった。
ファンタスタスを知ってから何度か告知をみていたがどうにももぐりこめずにいたのだった。
三件連続ファンタスタグだ。私は今相当ファンタスタス流行ってるねと思われていることでしょう。実際相当はやってるし、多分それは一過性じゃないし、尾林くんて人もすごく好きだ。
今のわかものたちのおんがくはとにかく曲があればすぐにCDRにやいてくばったり売ったりしてとりあえずHPを作ってMySpaceを作って、と思っていたので、ファンタスの腱はよく伸ばしてからだぞみたいな活動ぶりに逆にこころをうたれる。いやべつにそんなつもりじゃないから!と言われるかもしれないが、「気持ち的にアナログ」みたいなのって、気持ちはアナログがふつうなのに、そうでもないことってあるような。さりげなくひかえめにひかえめじゃない音楽をやる。それだけのことにうたれる。
あと桃カラスという方のCD「君の歌」の尾林くんのギターにこころうたれる。
なんということない、積み重ねられてのことなんですけど、いちいちちょっとずつこころうたれる。
それだけこころうたれ、おばやCD、パイカルCD、桃カラスCDがそろったとき、ファンタスタスしか知らない私の気分がふつふつしてきてもおかしくないと思います。だから尾林くんのひきがたりがみたかったのだ、どうしても。


と、私は今自分自身に長い言い訳をしている。
池袋にいた4人中3人が「行きたかった」と思っていたという秋葉原のイベントをはじめ、今日はいろんなところで私の好きな、大好きなひとたちが演奏をしていたのだ。どれも行きたかった。みたかったけど、私は尾林くんの演奏にした。そうじゃなきゃいけなかったのだ。とにかく今したいことしないとしんじゃう気が済まないO型なのだ。
そして彼はそれだけの(私のしようもないジレンマを払拭する)ものをやってくれるに違いないのだと思っていた。
だけどそんな思いは漠然とした予感でしかなく
ボンクラな私の想像ではとても追いついていなかった。のであった。第一部終了。



休憩



第二部開演。
少しは冷静に。


池袋にある新しいお店、鈴ん小屋 りんごや というとこに行った。
行く途中の道沿いの水槽に、岩と全く同化したたにしみたいな貝がいた。
りんごやは、土禁、禁煙という特徴。小さいライブカフェ(ライブカフェ〜?)なのかと思っていたけどステージも機材も揃っていてPAブースもがっつり設けてあった。板張りで、みんな適当に座る。まさに「ライブ小屋」という感じ。おそらく居心地はいい。喫煙スペースは「庭」と称され、おそと、ビルの谷間、くらやみ、上の道路から「やった明日やすみだー・・・」というひとりごとが聞こえてきたりするのであった。むしろ快適


おばやしせい君は今日から「おりんぽし」として生まれ変わったようです。そういえば「尾林星」って最初人名だと気づかなかったんだよね。きっと尾林くんはいろんなあだ名があったんだろうな。おとなになると、うらやましい。今日は「メガネポップフェス」というイベントで、めがねをかけてきたらなにか特典があるとかそういう、めがねの大会で、一番目にうたったひとはめがねをかけていた。
二番目にでてきた尾林くんは、めがねを描いていた。顔に。
くー


転調。
どこからいえばよいいのか
わからん、
尾林星はスゴイ。
なんかもう それで いいような


私が知らないだけなのか?ああいうひきがたりをする人初めてみたよ。
あれはなんなんだろう。
どう言うんだろう、なんだかわからん。
なにもかもが、うーん、ギターもうたも曲もことばも全部がすごいことばかりでなんだかわからん
これが尾林星の弾き語りか!って思って納得しつつ驚愕です。
おおげさじゃないです。
なんだかもうとにかくおわったときすごく興奮していた。
今日はもう何も入ってこないでほしいと思った。
ギターてあんなにパーカッションとして使えるんだということと、そのじょうずさが、すごかった、やばい、思い出してバクバクしてきたー!はは。なぜ演奏家はくちぶえがうまいのか。尾林くんはアコギしか持っていないのにいろんなおとを作っていた。それはCDでいろんな楽器をひとりで全部演奏してることと共通してる気がする。音が多くても少なくても尾林くんがアレしてしまうのだ、という、アレが、あるんだけど言葉にできない!きっと尾林くんだったらそのアレ音楽でわからすよなー。はー。新曲らしき曲、イントロで、フロンティアでホライズンだなと思ってたらうたのなかで地平線ということばが出てきてた。尾林くんスゲエ。
ああでも、なんとなく書けたからよかった。ほ。
「卑達磨」と「竜歌」がきけたこともヨカッタ!大好きですこの二曲。ファンタスではやらない曲なので、ほんとにこうなんだ!と思って(当然そうなはずなんだけど)そこで演奏されているのがちょっと信じられないくらいだった・・・


本日の特典おりんぽCDをいただけた。うれしい。うれし過ぎる。いちばん新しいおばやし声だ。こぅあー。しかし今日初めて尾林くんをみてこのCdもらったひと、きいてみたらおそらく、なんだかどうしたらいいかわからないのではないだろうか。くく。私はiPodに入れます。
ファンタスも先のライブが決まったようでヨカッタヨカッタ私。てかファンタスに相当きをとられていたがおりんぽしのライブも近々またあるじゃないか!太字の方が見えないって一体。
タグは尾林ソロにしよう。これから行くということを見越し。わーちょうたのしみ
ここまで読んでくれた方にはよく読んだねと労いたい。
大事なのはさいごのほうだけです
ああそれで貝みたいなたにしの話だけど機会があったらまた。

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