20080329

俺こんそして表現


天気は上々散歩にと、上野の山を訪のうた。
花見客で尋常でない人の量!不忍口は改札を出るのにも並ぶ程。
アントニオ・ネグリという人を昨日知る。おそらくイタリア人で、テロ首謀の容疑をかけられて、釈放されて、フランスに亡命したけど、自主的に収容されて、釈放される。「帝国」。哲学者。 アウトノミア運動。うむ、わからん。で、何故私がわかろうとしたかというと、ネグリ来日記念のイベントで俺はこんなもんじゃない、と、表現、が出るのでそれをみにゆこうというとこからで。そういうのってネグリのネの字も知らないで参加するのってアホっぽいかなあと思ったので。でもアホらしくネの字も理解できん。ただ上野がこれだけ熱くなってるということは余っぽどの人物なのでしょう。しかも政治的都合で来日が出来なかったそうで、さらに熱くなっているのだろうと思うと躊躇しました。
それでもceroのたかぎくんがせっかくこのイベントを教えてくれたので、フリーだしってことでノコノコ上野、芸大へ。なかやまさんも急遽同行してくれた。しかしネグリが理解できぬのはともかくそのイベントの詳細が全く無い。俺こんの告知しかない。ひどい。それはつまりどういうことか。この一億総ネット時代に何も情報がつかめないアホは来るなということか。このやろう、行ってやる。のこのこ。



熱いと思っていた上野は寒かったのです・・・サムイ・・・とくに夕方・・・ぶるぶる。しかもネの字も関係なくライブはひっそりと進んでいたのです・・・・そんなもんだよね。俺は。



俺こん、owkmjn、ムーンステップで観て以来?おお。
ますださんやあだちさんはそれぞれ色々なとこで観てるのですが。
観てなさ過ぎです。
ひさしぶりの俺こんは以前みたときよりコーラスを多用してる気がして、その効果がスバラシイ。
フレーズも、タイミングも、バンド自体の勢いも、全てがカッコイイ。
ますださんのピアニカも相当イカシテいた。みなさん楽しそうだった。
「アフリカ」気持ちがよかった。
あだちさん「アフリカにも桜さいてるのかな」。
どうだろう?
俺こんの演奏の上を鳥が飛ぶ。
吹き抜けのステージで音響も独特なせい?か?違うかも、か?セッティングでカエシのバランスに苦労していたようでしたが、野外で気分ヨカッタとあだちさんがおっしゃっていたので、オーライでしょう。
明日も俺こんみるぞっ



表現(そういうバンド名)はゆうべMyspaceでずっと聴いてたけど、これはライブで観ないとわからんなということになった。わからんというのはライブなら一発だなということ。表現というバンド名、まあそんな名前付けちゃうのはふつうのポップバンドではないわね。表現、いとがさんきっと好き、と言われたのだがどういうのが好きだと思われているのであろう。意外とそんなマニアじゃないのよ私。
と、おそるおそる、観る。
いきなりうーん、やっぱり何故きっと好きといわれたかわからん!と思ったのだが、二曲目にはそのおもいが覆されていた。表現、オモシロイー


ボーカルの人はボディの無いバイオリン(あれ何かな?)を身体に装着して、独特な唄い方をしていた。思い切ったなあと、思う。でもおそらく表現の曲にはあのボーカルしかないんだろうな。バチを持ったり。だんだん、があーって唄うとこもあったりして、かなり気持ちがよい。そしてきもちが悪い。絶対あの人へんなひとだろうなあと思い、好感を持つ。
4人編成であとはギターベースドラムでシンプル。音も出し過ぎてないシンプルな感じなのだけど、ボーカルもひとつの楽器的になってたし、音も一音一音強くて、妙にダイナミック。かつ意外とキャッチー!と私は思う。
湖のような音楽だった。
Myspeceできいた曲やってた。わかったもんね
いきなり狐のお面でファイヤーダンス(?)の人が出てきたり、前衛舞踏みたいなのが始まって、あちゃーと思ったけど、これが表現と見事にマッチして面白かった!そこの全てが「表現」になってましたね。
彼らが芸大で何を専攻してたかは知りませんが、もうどうしようもなくこれでもう表現てバンド名でもうどうしようもないのならなんかオモシロイバンドだなあと思いました。ヤッパ好きでした。



表現、観てよかったよ。どんちゃん騒ぎの上野にのこのこ行ったかいがありました。来月末にはceroとたいばんがあるそうなので楽しみです。
しっかしあらためて「俺はこんなもんじゃない」も「表現」もすんげですネーミング。なんじゃいそら!ってカッコイイんだから痛快。
あだちさんに「あだち麗三郎がわかるCD!」的なステキなものをいただいたのですが(のしつき)、タラチネやじろうさんワークと一緒にあだちさんの弾き語りが!初めてきいた!私はやっていたことすら知りませんでしたが、いい!とてもよいですあだちさんの弾き語り。ひゃー

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